2007年08月15日

生命の琴線…

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Innovator
Derrick May
Transmat 1997-10-28
曲名リスト
  1. "rest"
  2. Strings Of The Strings Of Life
  3. Another Chaos Beyond Chaos
  4. Freestyle
  5. Feel Surreal Begins
  6. Beyond Kaos
  7. Another "rest"
  8. The Dance
  9. A Little Spaced Out
  10. Daymares
  11. It Is What It Is
  12. Beyond The Dance (Cult Mix)
  13. Original Feel Surreal
  14. r-Theme
  1. To Be Or Not To Be
  2. Icon (Montage Mix)
  3. Phantom
  4. A Relic Mix
  5. Kaotic Harmony
  6. More Phantom
  7. Salsa Life
  8. Nude Photo
  9. The Beginning
  10. Another Relic From the Relic
  11. Drama
  12. "Strings"- The Original Mix
  13. Wiggin-Juan Atkins Mix

by G-Tools , 2007/08/15


もう十数年前になりますが、電気グルーヴのファンだった僕は
宝島社から出ていた「テクノボン」という、
テクノ・ミュージックに関する書籍を興味本位で買いました。
再生YMOの『テクノドン』の一年後位だったっけ…懐かしい

内容的には大御所中の大御所クラフトワークから
エイフェックス・ツイン辺りまでの電子音楽の推移を、
石野卓球氏と野田努氏が対談形式で追いかけていくもので
テクノという音楽ジャンルを知ろうとするには、
そんなに読み易い本というわけではなかったけど…
今のようにネットなんて普及していない頃だったし、
多少なりとも知識を深めるのに役立ったかなと。
一時期はこの本に出てきた音楽ばかり聴いていた気がします。
この時期、「テクノ専門学校」ってコンピレーションも出ていた。
もう手放してしまったけど…うぅ

閑話休題。Derrick Mayという人は、
現在はすっかりDJ活動を専業にしているようで。
自身のオリジナルアルバムの発表は、
80年代後半から90年代初頭で止まっている
楽曲については今聴くと流石に懐かしいというか、
ちょっと古臭く聞こえてしまう部分もあるにはある…
しかし、やっぱり何度聴いても美しい音楽だと思うし、
生命感溢れるエレクトロニックミュージックだと改めて感じた

それまでP-FUNKを聴いたりしていたDerrickが、
ある日Juan Atkinsに勧められて耳にした
クラフトワークの「Robots」に大きな衝撃を受けた、
というような話が「テクノボン」の中に出てくるが
それを踏まえると、彼がシンセの音色はもちろん、
『Man Machine』や『Computer World』あたりの作品に顕著な、
クラフトワークの音楽に特有の音の無駄のなさ、
そしてリズムのタイトさに強く着目していたのがわかる。

話は変わって…この前ニコニコ動画で、
久々に「マネーの虎」の映像を観ていて思い出した。
そうそう!「Stringis of the Strings of Life」が、
なぜかオープニングで使用されていた。
当時でも「今この曲?」という感じだったが、
なかなか面白い選曲だよなあと思ったもんでした。

そんなわけで、再びこの人の音楽を猛烈に聴きたくなった。
既に廃盤になってしまったベスト盤『Innovator』は、
Derrick Mayに触れるには最適の内容になっている。
というより、これが90年代後半に出るまで、
手軽に彼の音楽を聴く機会は持てなかった。
これは再販すればいいのになあ…脱線するけど、
個人的に「マネー〜」は今やればまたクルような?
それでこの曲も使って復活…なんてね。無理か

少し話がずれたが、上の「マネーの虎」もあって、
耳馴染みのある人が割といるであろう名曲
「Strings〜」はやはり彼の音楽を語る上で外すことはできない。
これがなかったらハウスもなかったのでは?とすら思う。
Derrick氏が自ら同曲を解説している映像を見つけた



しかし英語が不得手な自分には、
せっかくの話の内容が聞き取れず…うーん、残念。
他の曲に関しても「Strings〜」は勿論、
「The Dance」や「Phantom」のようにテクノだけに限らず
クラブミュージックというカテゴリが定着するにあたっても、
実に多大な貢献を果たしていたことが窺えるように思う。
当時のブームからブニュブニュビヨビヨなTB-303や
リズムマシンのTR-808、TR-909のような、
アナログ・シンセサイザーの音が再び注目されたりもした。

どうでもいいですが、僕はDTMはすぐ諦めたクチです…
音楽もハマりだすと、お金かかりますねえ。


【関連記事】Popcorn

【参考】Derrick May - Wikipedia (ja)
【参考】All Music Guide - Derrick May
by garni at 03:28 | CM(0) | TB(0) | Techno/Dance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

寄生獣

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寄生獣―完全版 (6)
岩明 均
講談社 2003-04-23

by G-Tools , 2007/08/05


「寄生獣」は、簡単にレビューを済ませることはできない。
特に後半の展開には、重要なテーマがいくつも出てくるので…

田宮良子(田村玲子)は知能・強さもさることながら、
寄生生物の中では相当異質な存在だった。

人間をまず食料ととらえたのは他のパラサイトと同様だが
殆どの「仲間」が非常に合理的な、
折り合いのみを考えていたであろうことに対して
人間に「純粋な興味としての」強い関心を持ちつつ、
また「愛」に似た感情までも獲得しかけていた彼女。

ミギーは「心に余裕(ヒマ)のあることが人間の最大の取り柄」
と断言するに至ったが、脳に寄生した「仲間」の中ではやはり、
田宮良子が最重要のキャラクターだったのは間違いない。

新一が、ミギーすらハッとさせるような冷徹さを持ったのは…
ミギーの体の30%が彼の心に影響したからなのか?
「既に母ではなくなった母」と殺し合ったという、
この上ない残酷な事実が彼を変えたのか?

田宮良子の死で、新一はその呪縛から解き放たれた。
寄生生物によって負わされた大きな傷が、
別の寄生生物によって癒された、というのはすごく重要です
これは、彼女の考えていた「共生」のひとつだったのでしょうか。

もし、田宮良子がパラサイトを統率する中心的存在だったら…
また別の物語になっていたかもしれません。


【参考】寄生獣 - Wikipedia (ja)
by garni at 15:13 | CM(0) | TB(0) | 漫画/アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

NHKで阿久悠さんの追悼番組

デイリースポーツ [2007年8月3日] NHKが阿久悠さん追悼番組生放送 NHKは2日、尿管がんのため1日に亡くなった阿久悠(本名・深田公之)さん(享年70)の追悼番組「ありがとう阿久悠さん〜日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち〜」を3日午後10時から生放送することを決めた。「プレミアム10」の枠で放送されるが、NHKが90分という長い時間を使って追悼番組を放送するのは極めて異例。阿久さんの功績がいかに偉大だったかを物語っている。


とのことで…観てみました。
NHKもこれだけで追悼ということでなく、
今年の紅白はなるだけ多く、阿久悠さんの歌を選んで欲しい!
それでこそ、「国民的番組」を標榜できるってもんです。

阿久悠さんが手がけた歌だと最近知ったのが、
「ウルトラマン・レオ」(歌詞)だった

ウルトラシリーズだとタロウの歌の方が有名ですが、
これも、なかなか熱い歌で好きです
ここで挙げるのはちょっと変化球かもだけど…



Ultraman Leo Theme Song

振り返ればほんの10年余りしか過ごせなかった、
自分にとっての昭和…それでも、
確かに今とは違う空気が存在していた事ははっきりとわかる。

常に時代の光も陰も、しっかり見据えている方だったと思う。
ひとつひとつの話を細かく覚えていないのが残念だけど、
テレビやラジオで穏やかに語られたその考え方や視点は…
いつだって注意深く聞く必要があったんじゃないだろうか。



時代おくれ / 河島英五 (歌詞)

ご冥福をお祈りします…今年の夏もどこかできっと、
高校野球をご覧になっていることでしょう。


【参考】阿久悠 - Wikipedia (ja)
by garni at 22:28 | CM(0) | TB(0) | 訃報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする