2009年06月11日

辻井伸行さん、恩師と共演

奇蹟のピアニスト辻井伸行、感謝を込めて恩師と共演(BARKS)
多くの人に支えられてコンクール優勝を果たした彼だが、中でも大きかったのが、恩師の存在だ。辻井伸行を中学時代から指導し、精神面・技術面でずっと支えてきた、その人とは上野学園教授・横山幸雄氏である。横山幸雄氏自身も19歳にして1990年に<ショパン国際ピアノコンクール>で第3位に入賞し、そこから常に第一線で活躍し続けているピアニストでもある。そんな横山幸雄氏と辻井伸行との夢の共演が、6月11日に実現する。
辻井さんの演奏する姿を以前テレビで観ました。
その時はまだ10代半ばで、ちょっと走り気味の演奏だったけど、
繊細で鮮やかな音色が特徴的だった。
また、彼を支える家族の、障害があっても自立した人間として、
逞しく生きていって欲しいという思いに感銘を受けた。

遅ればせながら、コンクール優勝おめでとうございます。
どれだけテクノロジーが発達しても人が奏でる音にはならない、
辻井さんの出す音は彼にしか出せない。
ピアノの歴史は300年…本当に凄い楽器だと思う。

先日NHKのニュースを観ていたら、全盲の人がピアノを教わるのに、
演奏する先生の手に直接触れながらそのタッチを覚える、
というやり方をとっていました。

一つの作品をマスターするにはこちらの想像を超えた、
凄まじい努力の積み重ね、そして先生と生徒の間における、
強い信頼関係があったのだろうと思いました。

レイ・チャールズやスティービー・ワンダーのような人達を
引き合いに出すまでもなく、盲目の人だけが持つ心の眼、
色彩感覚があるのかもしれない。
改めて彼のピアノを聴き、そんなことを感じました。

そんな折、辻井さんに「もし一日だけ目が見えるとしたら」
という質問をした記者がいたそうです。

ピアノで優勝の辻井伸行 全盲でも「心の目で見ているので満足」
「1番は両親の顔。あとは星や海、花火が見てみたい。でも、今は心の目で見ているので十分満足しています」と笑顔を見せた。
こんな無神経な質問にも丁寧に答え、笑顔を見せた辻井さん。
この記者の心の眼はふさがっているようだ。

世界中の名ピアニストの演奏が、
年を重ねるにつれて深まっていくように、
辻井さんのピアノも、今以上に素晴らしくなっていくでしょう。
これからも聴いていきたいし、いつか必ず生で触れてみたいです。


【公式サイト】辻井伸行 Official Web Site


posted by garni at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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