2009年08月20日

ウォーホルの描いたマイケルに高値

とのこと…マクルーハンの『メディア論』の序文において、こんなくだりがあります。
テレビの司会で著名なジャック・パーがこういうことを言ったことがある。あるとき、若い友人に「どうして君たちは"ホット"の意味で"クール"を使うのかね」と尋ねたところ、その少年は「だって、僕らがやってくる前に、おじさんたちが"ホット"ということばを使い尽くしちゃったからさ」と答えたというのだ。
ウォーホルの作品はその発表当時から「クール」と評されていたそうです。
ここにおいては、いわば彼の作品は単語本来の意味である「クール」と、
上記の文章の中で若者が使った「クール」の、
両方の意味を持っていたのではないかと思います。

ウォーホルは有名人を積極的にシルクスクリーン作品として残しましたが、
'96年の春に東京都現代美術館のアンディ・ウォーホル展へ行った際、
マイケルの肖像もその中にありました。

その時は考えもしませんでしたが、もしウォーホルが今も存命で、
マイケルの訃報に触れていたなら間違いなく、
再び彼を作品としてとりあげたのではないでしょうか。
マイケルのどの写真を使うのかまでは、想像がつきませんが…。

まさに文字通り、複製技術時代の芸術家だったアンディ・ウォーホルの残した、
個人的に一番インパクトのあった以下の言葉は、一見何でもないようでとても重く、
これを思い出すたびに色々考えさせられたりします。
僕を知りたければ作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません
華やかで極彩色の世界、何もないというその裏側に広がっているのは「死」である。
そう教わった時、凄いショックを受けました。

翻ってマイケルのことを考えると、こんなスターはもう出てこないだろうな…、
ただただそう思われてなりません。


【参考】アンディ・ウォーホル
posted by garni at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | R&B/Soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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