2009年09月07日

サブウェイ123を観た

サブウェイ123 激突 - オフィシャルサイト

トニー・スコット監督、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ共演のサスペンス映画。
原作もあるという劇場版のリメイクとのことですが、
そちらは'74年版を部分的に観たことがある程度でした。
それと比較して、本作の方は少し評価が割れてるようですが…、
ネタバレ含むあらすじは以下に。

冒頭からあっさり、ライダー役のトラボルタ率いる犯行グループが、
ニューヨークの地下鉄のハイジャックに成功し、管制室に向けて、
今から1時間以内に1000万ドルと1セント持ってこい、
もし時間に遅れたら1分ごとに乗客を一人ずつ殺す、と脅す。
管制室のガーバー役のデンゼル・ワシントンとやり取りするうちに、
ライダーは彼のことを気に入るが、ガーバーと仲の悪い上司が彼を帰らせてしまう。
ライダーはそれにキレて、ガーバーの同期でもある人質の運転士を射殺。

慌てて戻ってきたガーバーがライダーを牽制しつつ世間話をしたりしている内に、
NY市長もやって来て、とりあえず金の準備はできたものの、
結局時間切れになって、また人死にが出てしまう。

気が変わったライダーが条件を変え、ガーバーに身代金を持ってくるよう要求。
それに応じたガーバーは、ひとり線路を歩いて金を運ぶ。
そうこうしている内にライダーの身元も判明し、
その正体は投資会社の社長をしていた前科持ちの男だということがわかる。

犯行グループは、やって来たガーバーから金を受け取ると、
ハイジャックした車両をガーバーに運転させ、目的地で電車を放り出して逃走。
犯行グループと一緒にいたガーバーも、隙を見て彼らから逃げ出す。
運転士のいない電車は暴走…しかし、すんでで緊急停止装置が作動し、残る乗客は助かる。

漸く警察が犯人を追いつめ、グループの内、ライダー以外の連中を射殺。
ガーバーはライダーを見つけ、銃を向けるが、君を撃ちたくない、と叫ぶ。
ライダーは自分を撃たなければお前を殺す、とガーバーに伝え、カウントダウンを始める。
悩んだ末、ついにガーバーはライダーを撃つ。
You're a goddamn hero.と呟き、ライダーは死ぬ。

NY市長からは感謝され、専用の車で家まで送ってやると言われるが、
ガーバーは地下鉄で帰ることを選ぶ。
その手には、妻と約束した大きいサイズのミルクを入れた袋を提げて…。

※ ※ ※

トラボルタは相変わらず頭の良い悪党の役が似合ってる。
今回も、ファッキンファッキンってお前、何回ファッキン言ってんだよという役柄。
でも、抜け目がなくて、かつ格好良く、短髪にヒゲというルックスもイカしてました。
ちなみに、彼自身がイタリアンおよびアイリッシュの血を引いているのを考えると、
劇中の彼が運転士や警部補に向ける台詞はなかなかキツいジョークで興味深いところ。

デンゼル・ワシントンは、役作りで太っていたが、
仕事は的確、家では愛される父親、というキャラクターのイメージからすると、
ピアスをしているのはちょっと違う気もした。
彼の演じるガーバーは以前は管理職についていて、使用する車両を選定する職にあったが、
その立場を利用して賄賂を貰った疑いで役職を降格されているという役。
途中、ライダーにその弱みを突かれ、みんなの前で罪を告白、涙目となる。
誠実でありつつも、人の弱さも見せる好人物をリアルに演じてました。

人質となった乗客のひとり、小便がしたいと言ってたサラリーマン役の人は、
『チェンジリング』でゴードン・ノースコット役だったジェイソン・バトラー・ハーナー。
大した出番があるわけでもないが、何となく印象に残る人です。

にしても、トニー・スコットの映像は慌ただしいカメラワークが多いらしく、
この作品についてもそうで、個性的で洒落てはいるのですが、ちょっと目が疲れた。

元空挺団の人の描写は、もう少し欲しかったような気がしたし、
ライダーが死に急いでいるようでもありつつ、金の相場を気にするなど、
生に執着を持っているようでもあって、ちょっと人物像が掴めなかった。
基本的に退屈することなく一気に観られるものの、好き嫌いは分かれるかも。

とはいえ、トラボルタとデンゼルの演技は充分楽しめる内容になっていて、
あまり深く考えさえしなければ、面白く鑑賞できる映画だと思います。


【参考】サブウェイ123 激突
posted by garni at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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