2006年05月05日

黄砂に飲まれて

asahi.com [05月02日10時49分] 中国北部では今春すでに13回黄砂が吹き、02年以来の多さとなった。各地で黄砂による被害が伝えられている。内陸部・甘粛省では4月9日、工事現場に向かっていた男性18人が黄砂の嵐で行方不明になり、うち2人が死亡した。黄砂の飛散が多い内モンゴル自治区のフフホトでは、呼吸器の異常を訴えて診察を受ける人が例年より5割も増えたという。 同16日夜から17日にかけては30万トンもの黄砂が降り注ぎ、「砂漠のよう」(国営新華社通信)になった北京では、「08年の五輪の最中に黄砂が吹いたらどうするのか」と心配する声が出始めた。国家林業局の担当者は「五輪が開かれる8月には例年黄砂は少ない」「植林などの防止策が08年までには成果をあげる」。当局は懸念の打ち消しに必死だ。


昨日の報道ステーションでも、
同じような内容で短い特集が放送されてました。
韓国の「サムギョプサル(ブタの三段バラ肉焼)」
これは効果なさそうです、うまそうでしたが…

前々から言われている、中国の環境汚染の問題だけど
こうしたかたちで表に出てきているというのは
既にかなり深刻な状況に来ているのでは、と思います。

こんな調子で北京オリンピックなんか開催されたら、
選手は間違いなく病気になって帰ってくると思いますが…
五輪が開かれる8月には例年黄砂は少ない、とか
植林などの防止策が08年までには成果をあげる、とか
どう考えても無茶な話だ。


もう限界じゃないのか?


5/31追記:
excite - ロイター [5月31日10時09分] 北京五輪まであと800日 数字で縁起をかつぐ中国人 「数字の8の発音は広東語で財産と繁栄を意味する'faat'に似ています」と、清華大学中国言語文化センターのディン・シャ教授は言う。 「この見方はもともと主に広東の人々のものでしたが、20年ほど前の改革で人口の移動が簡単かつ速くなり、国中に広まったのです」 2008年の北京オリンピックが8月8日現地時間8時に開会するのは、もちろん偶然ではない。


…なんか暢気だなあ。
「八」方塞がりにならなきゃいいけどね、
なんて嫌味でも言いたくなる。
純粋にスポーツを楽しめる環境を整えて欲しい、
そのために必要なのは、やはり情報の透明性じゃないのかな。
都合の悪いことを隠蔽するような姿勢は、
現在ですら色々囁かれているというのに
世界中から多くの人間が集まる状況では大問題ですよ。
国家が国家だけに心配。


【関連ニュース】Yahoo! - 読売 [5月2日15時33分] 黄砂大発生、観測日数が過去最悪に接近 洗濯物やクルマを汚し、健康への被害も疑われる黄砂が、今年は久しぶりに多い。1日までに、全国103か所の観測地点での観測日数が延べ591日に達し、昨年の451日を超えて過去最悪だった2002年の1132日に近づきつつある。 東京でも先月18日に6年ぶりの黄砂を観測した。地球規模の気候変動、中国やモンゴルの砂漠化などが、その原因と指摘されている。

【画像】2006年4月、衛星写真に写った黄砂 (地球観測センター)

【参考1】Wikipedia 黄砂(こうさ、Yellow sand、Asian dust)とは中国大陸の砂漠の砂が砂嵐によって上空に巻き上げられ、偏西風に乗って飛来し、地上に降り注ぐ現象のことである。エアロゾルの一種とされる。日本では気象庁により、大陸性の土壌粒子によって視程が10km以下になる現象と定義されている。主な発生源としては、東から黄土高原、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠がある。黄砂は、大気汚染物質などと一緒に大気中に長くとどまり、周辺の雲の色を茶色く変色させ、農作物への被害が指摘されている褐色雲をつくる事もある。大規模な黄砂が発生したときは、気象衛星などの画像に写り込むことがある。

【参考2】中国の環境問題の現状と対応策 中国では森林や草地の砂漠化も進んでいる。中国の1人当たり森林面積は0.13ヘクタールと、世界平均の2割程度しかない。草地は国土の40%を占めるが、1人当たりにすると0.33ヘクタールに過ぎず、世界平均の約半分しかないという状況になっている。

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posted by garni at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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