2006年10月23日

地下鉄(メトロ)に乗って

地下鉄(メトロ)に乗って (公式)


昨日、観に行ってきました。
学生時代の先生の言葉が引き金となって
地下鉄、夢の世界がタイムトンネルとなり、
家族、恋人…そして、真次自身が変化していく物語
原作の重く不思議な世界観がうまく映像化されていた。

主人公・真次役の堤真一は、
「血を争えない」風格のようなものを漂わせていて
「ただ衣料品を売る平凡なサラリーマン」にはとても見えず、
この人独特のシャープな雰囲気を十分に醸し出している。
若かりし父親との様々な冒険を通じた「対話」によって、
次第に表情を変えていく真次の様子を演じきっています

最近ちょっとお騒がせだった岡本綾
みち子役には少し若い感じもしなくはなかったが
本作における、この世界に生まれてきてしまった儚さ、
哀しさを象徴する存在を好演していたと思う。

劇中、意外なタイミングで登場する常盤貴子
佐吉とつるんで米兵を騙す性悪女としての顔と、
その後、バーのママとしてひとり強く生きようとする
お時という人間の両面をうまく演じていた。

そして父・佐吉役の大沢たかお…本作で最も波瀾万丈の人物。
生きるか死ぬか、という激動の時代を生き抜いた中で得た
ワイルドで冷徹な哲学の裏に内包している、
一人の男としての弱さや信念、優しさがよく出てました。

篠原哲雄監督の誠実かつロマンチックな作風と、
小林武史によるピアノをメインにした音楽が、
作品の根底にあるヒューマニズムを色濃く反映し、涙を誘います

正直にいうと邦画は久しぶりだったのですが、
心に深い余韻を残す素敵な映画だと思いました。おすすめです

余談ですが
前半の喫茶店で真次とみち子が会話しているシーンの後ろの方、
浅田さんが座ってコーヒー飲んでたりします

浅田作品はこの他、西田敏行、伊藤美咲が出演する
椿山課長の七日間も11月公開されます
こちらもファンタジックな作品で楽しみですね。


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posted by garni at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | 映画/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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地下鉄に乗って
Excerpt: ●『地下鉄に乗って』2006年10月公開。去年の『ALWAYS 三丁目の夕日』が当たったので同じ堤真一を起用して松竹も・・・(笑)昭和39年かぁ・・・映画好きにはとって..
Weblog: 映画鑑賞&グッズ探求記 映画チラシ
Tracked: 2006-10-24 11:26
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