2006年12月04日

Diary of a Madman

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Diary of a Madman
Ozzy Osbourne
Sony 2002-04-02
曲名リスト
  1. Over The Mountain
  2. Flying High Again
  3. You Can't Kill Rock And Roll
  4. Believer
  5. Little Dolls
  6. Tonight
  7. S.A.T.O.
  8. Diary Of A Madman
  9. I Don't Know (Live)

by G-Tools , 2006/12/04


Ozzy Osbourneの2ndにして
25歳の若さで飛行機事故で急逝したスーパーギタリスト、
Randy Rhoadsの遺作『Diary of a Madman』

RandyのMXR Distortion+を使った荒々しいトーンは
どうも個人的には若干耳にキツイ感じで
あんまり好きではないけれど、アコギを使用した曲…
例えば母親に捧げた「Dee」は本当に素晴らしいし、
いつ聴いてもしんみりさせられる。

このアルバムの曲が1stに比べて重く感じられるのは、
Randyの生前最後のアルバムというだけでなく
最後に来るタイトル曲「Diary of a Madman」が非常にダークで、
また寒気がするような美しい曲だからかもしれない。

特筆すべき冒頭のアコギ部分を、
'97年5月号のギター・マガジンに載っていた
元スーパー・ジャンキー・モンキーのギタリスト、
KEIKOさんのコラムを参考にしてPower Tab Editorを使用し
ちょこっとだけTab譜にしてみました。

diary_of_a_madman.jpg

このフレーズが実に奇怪かつ魅力的で
まさにそのものずばり、Madな空間を作り出しており
初めて聴いた瞬間、鳥肌が立ったのを覚えています
アグレッシブなソロよりむしろこうした部分で、
Randyの凄さを思い知らされたような気がした。

その後のDoorsの「Spanish Caravan」を連想させるリフといい
Ozzyの気持ち悪いボーカルといい、かなり薄気味悪く
他のどの曲とも違う、異端の香りがぷんぷんと…

オジーのソロ作は基本的に明快なハードロック的サウンド、
というイメージがずっと強かったせいもあるかもしれない。
これはサバス並のドス黒い魔力に充ち満ちている気がする

さらに押し寄せるストリングスがずんずんと煽る中で、
強烈なリフとのたうち回るようなハードなソロが響き
Madman(っていうかオジー)の呻きと共に曲は終わる…

うーん…本当に、彼の曲をもっと聴いてみたかった!
Ozzyの作品で、自分が聴いた中では一番の名曲だと思います
本音ではリニューアル前の本作をお薦めしたいですが…
余韻に浸るならボーナストラックは聴かない方がいいかも?


【動画】FUNNy Ozzy Osbourne Diary Of A Madman
非公式なもので音も悪いですが、気味の悪さが素晴らしい

【関連サイト】Randy Rhoads Talk

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by garni at 02:33 | CM(0) | TB(0) | HR/HM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

Heartwork

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Heartwork
Carcass
Earache 2004-09-07
曲名リスト
  1. Buried Dreams
  2. Carnal Forge
  3. No Love Lost
  4. Heartwork
  5. Embodiment
  6. This Mortal Coil
  7. Arbeit Macht Fleisch
  8. Blind Bleeding the Blind
  9. Doctrinal Expletives
  10. Death Certificate

by G-Tools , 2006/11/24


Carcass、「死体」という意味ですが
初期はそのバンド名に違わず、悍ましい雰囲気の曲ばかりだった
特に1stなどは劣悪なサウンド・プロダクションが
却って効を奏していて、うっかり聴きながら寝てしまった時には
ゾンビの群れに襲われる夢をみたほどだった。

デス声といっても「ゴオー」というタイプと
「グワー」というタイプがありますが、
Jeff Walkerの声は「グワー」という開放型(?)で
個人的にはこっちの方が恐ろしかったです。

しかし…4thの今作はゾッとするような部分はない代わりに
極めて「聴ける作品」になっています…怖さはありません。
ジャケットもH.R.ギーガーが手がけたことによって
アーティスティックな雰囲気になっている。

仮にもエクストリームな音楽性で売ってきたカーカスが、
こうしたオーソドックスなメタルをやる必要があるのか…
という不満は言われる程には感じたりもせず、
むしろMichael Amottが加入したメリットの方を強く感じた

ヘヴィなうねりを見せるリフが冴える#3「No Love Lost」や
既にブラストビートはアクセントにしか使われないものの、
重心低く突き進む曲展開と絶妙に絡みあい、
また空耳アワーでも採りあげられた「佐野元春」も懐かしい
#6「This Mortal Coil」に、スラッシーなパートと
タメの効いたパートが交錯する#8「Blind Bleeding The Blind」
などなど、いずれも完成度が高い



Carcass - Heartwork

何よりタイトル曲#4「Heartwork」で放たれる叙情性こそ、
カーカスにとっての真の"Swan Song"かもなんて思います


【参考】Earache Records - Carcass
by garni at 14:47 | CM(0) | TB(0) | HR/HM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

Stargazer

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Rising
Rainbow
Polygram 1999-04-27
曲名リスト
  1. Tarot Woman
  2. Run With the Wolf
  3. Starstruck
  4. Do You Close Your Eyes
  5. Stargazer
  6. Light in the Black

by G-Tools , 2006/11/07


Rainbowの2ndにして、世にも壮絶な怪作『Rising』
このアルバムを超大作たらしめているのは間違いなく
#5「Stargazer」〜#6「A Light in the Black」の流れ。
Rainbowも後追いで色々聴いたりしたけれど、
もう今はこれ以外あまり聴く気がしないというのが本音です

Ritchie Blackmoreの引き裂くようなスクラッチと共に、
いきなりエンジン全開のCozy Powellのドラムが炸裂

まるで目の前に、
頑強な要塞がそびえ立っていると錯覚させるような
シンプルかつ圧倒的なリフに、
超ドラマチックなRonnie James Dioのボーカルが入る。

High noon
Oh Id sell my soul for water
Nine years worth
Of breakin my back
Theres no sun in the shadow of the wizard
See how he glides
Why hes lighter than air


このジャケットのデザインを眺めながら、
その音に触れていると身の毛がよだちますね。

曲の半ばでストリングスが絡む場面に至っては、
1stのジャケットよろしく
ヨーロッパの古城に虹がかかるようなイメージ…
凄まじい迫力です。

そしてこちらがカタルシスに浸っているうちに#6へと続く。
先ほどとは対照的に、ひたすら爆走するアンサンブル
本当、この曲を聴くたびにコージーのバスドラの、
その音のデカさにも圧倒されます

亡くなった際にBrian Mayもインタビューで、
「彼のドラムは物凄く大きな音だった」と言ってたので
他の作品でもドッカンドッカンいってるのを考えても、
実際脚力がハンパではなかったんでしょうね。

2曲で16分強…何度耳にしても入れ込んで聴いてしまって
しばらく他の音楽に触れる気にならなくなるくらいに、
恐ろしく壮大でへとへとになる推進力が存在している。

もしRainbowがここで解散したとしても、
それでも充分だったんじゃないかと…時々そう感じます




【動画】Ritchie Blackmore's Rainbow Stargazer

【参考1】レインボー研究所
【参考2】Wikipedia レインボー デビュー当時の彼らの呼び物の一つとして、“虹”をかたどった照明システムが挙げられる。元のアイデアはリッチーがディープ・パープルに在籍していた時からあったと言われる。たしかに1974年のカリフォルニア・ジャムでのコンサートでも、似たようなデザインが使われているのが映像でも確認できる(電飾は施されていない)。
by garni at 02:50 | CM(0) | TB(0) | HR/HM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする