2007年04月04日

明日に架ける橋

photo
明日に架ける橋
サイモン&ガーファンクル
Sony Music Direct 2003-12-17
曲名リスト
  1. 明日に架ける橋
  2. コンドルは飛んで行く
  3. いとしのセシリア
  4. キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド(ご機嫌いかが)
  5. フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
  6. ボクサー
  7. ベイビー・ドライバー
  8. ニューヨークの少年
  9. 手紙が欲しい
  10. バイ・バイ・ラブ
  11. ソング・フォー・ジ・アスキング
  12. 木の葉は落ちて(デモ)
  13. 明日に架ける橋(デモ テイク6)

by G-Tools , 2007/04/04


最近、ホンダのクロスロードのCMで頻りに耳にする、
#3「Cecilia」(歌詞)のアレンジバージョンのせいか、気がつくと

Celia, you're breaking my heart
You're shaking my confidence daily
Oh, cecilia, I'm down on my knees
I'm begging you please to come home


の節が頭の中でリピートされている。

そういえば、千葉駅を出てから繁華街へと向かう途中、
バス停の近くに小さな広場のようなところがあって
そこで数年前、休日になるとアンデス地方の人なのか、
ミュージシャンらしき人がケーナで
#2「コンドルは飛んで行く」を演奏しているのを何度か見た。
後に競馬でエルコンドルパサーという馬が活躍してた頃、
名前を見てなぜかニヤッとしてしまった…強い馬でしたね。

音楽にも、誰かが「凄い」というから、
「これは凄いもの」と意識しながら聴く事は割とある。
けれど、サイモンとガーファンクルの音楽は、
初めて聴いた時からそういう次元を明らかに超えていた。
しかも、リリースされた作品数こそ多くはないが、
どのアルバムにも必ず心を奪われるような、
素敵な名曲があるというのもびっくりだった。
天才、ってこういう人たちのことを言うのかと率直に感じた…

#1「明日に架ける橋」(歌詞)は、
彼らの作品の中でも特に印象深い曲のひとつ。
どこかで偶然にも、この曲のピアノのイントロが流れ、
その瞬間「!」と固まったことがある…
これは、打ちひしがれた友人に優しく語りかける曲。



Simon & Garfunkel - Bridge over troubled water

上の動画では3番を前にしてキーが半音上がり、
オリジナルと同じ調になる。思わず「おぉ…」と声が出た。

ネット上でよくネタにされている、
「スラムダンク」における安西先生の、
「あきらめたらそこで試合終了だよ」と声をかける場面…
改めて聴いてみて、なぜかあのシーンが頭に浮かんだ。
聴いた後は、耳にする前よりも前向きな気持ちになれている。
自分自身がどこか「麻痺」してしまった、と自覚した時にこそ、
「明日に〜」を聴くことには大きな意味が生まれるのかもしれません。


【参考】All Music Guide:Bridge Over Troubled Water
【参考】サイモン&ガーファンクル - Wikipedia (ja)

【関連記事】America
by garni at 00:18 | CM(2) | TB(0) | Pop/Rock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

ヒゲとボイン

photo
ヒゲとボイン
UNICORN 奥田民生 堀内一史
SE 1995-12-13
曲名リスト
  1. ターボ意味無し
  2. 黒い炎
  3. ニッポンへ行くの巻
  4. 開店休業
  5. 幸福
  6. 看護婦ロック
  7. 立秋
  8. ザ・マン・アイ・ラヴ
  9. フリージャズ
  10. オー,ホワット・ア・ビューティフル・モーニング
  11. 風U
  12. 車も電話もないけれど
  13. ヒゲとボイン

by G-Tools , 2007/03/23


大学の時に学園祭で、3〜4年の先輩方が
ユニコーンのコピーバンドでライブをした。

「大迷惑」「すばらしい日々」「スターな男」
「ケダモノの嵐」etc..それからしばらくして、
当時僕が心から尊敬していたドラマーのOさんと、
その時の話になった。

彼が
「『ヒゲとボイン』のドラムを叩くのが一番楽しかった」
としみじみ呟いていたのを覚えている。
僕もあの時のライブではっきり記憶に残っている演奏は、
「ヒゲとボイン」と「大迷惑」くらいだ。

教室を借り、そこへ手作りのステージをこさえての、
慎ましいばかりのものだったが
友達やら仲間の知り合いやら、たまたま遊びに来て、
外へ漏れ出る耳馴染みのある音につられて
ふらりと入ってくるカップルに、
ヒステリック・グラマーあたりを着こなした連中やら、
結構な人数(それでも30人ほどだけど…)が集まっていた。
僕は焼き鳥とビールを小脇に置き、
一番前でしっかり観ていた。

今も、楽しそうに歌うMさんの顔が頭に浮かぶ。
それを目にして、僕は実感した…
音楽は決して、大きなホールのうんと離れた席に立ち、
大型ディスプレイでその様子を眺めながら、
臨場感を補完することに努めるだけのものではなく、
手を伸ばせばすぐに触れることのできる、
ずっと身近な場所にあるものでもあるんだなあと。

自分が観たコンサートの中でも、
あの曲をやってる時の雰囲気は、
未だに心にしっかりと焼きついている。
確かに心底幸せな瞬間のひとつだった。

神奈川のUHFの番組に出演したり、
椎名林檎のアルバムに参加した人とバンドをやってたOさん、
今どうしているだろうか?
ああいう時間を忘れてはいけないなと、
久々に「ヒゲとボイン」を聴いて思った…いい曲です。


【参考】ユニコーン - Wikipedia (ja)
by garni at 13:05 | CM(2) | TB(0) | Pop/Rock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

Music for Airports

photo
Ambient 1: Music for Airports
Brian Eno Robert Wyatt Christa Fast
Virgin 2004-10-05
曲名リスト
  1. 1/1
  2. 2/1
  3. 1/2
  4. 2/2

by G-Tools , 2007/03/10


徹夜明けの朝。
太陽が顔を出すのに出会うと、
ふとこの作品の音が聞こえるような気がする事がある。

『Ambient 1:Music for Airports』は
意識して聴く必要がまったくない「環境音楽」として、
空港のみならず映画館、美術館等でも使われてたりする
その音が流れる空間はすべてフラットになり、
何を邪魔をすることも決してないからだろう。

何も足さず、何も引かず…と、
これじゃまるでサントリー山崎のコピーのようですが
決して毒にも薬にもならない音楽なんて事ではなく、
ゼロに中和する音というのが正しいかもしれない

#1「1/1」でのピアノはRobert Wyattによるもの。
ドラマーとしてのイメージとはまるで違う、
実にシンプルで、磨き上げられた水晶のように響く音だ。

#2「2/1」と#3「1/2」は特によく聴いていた。
Enya的ヒーリングサウンドは今や巷に沢山あるけれど
ここにあるような包み込む多重コーラスが、
まさに原点だったことを再認識…素晴らしい。
静かな音の迷路の中に入り込んでいくと、
そこは朝もやの景色のような幽玄さに満ちている。

作り込まれているにも関わらず、
決して耳に不自然さをもたらさない…でも、
就寝時のBGMにしてしまうのは勿体無い名作です


【参考】All Music Guide:Brian Eno
by garni at 03:07 | CM(2) | TB(0) | Pop/Rock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする