2009年05月13日

Give a Monkey a Brain

photo
Give a Monkey a Brain and He'll Swear He's the Center of the Universe
Fishbone
Columbia 1993-05-25
曲名リスト
  1. Swim
  2. Servitude
  3. Black Flowers
  4. Unyielding Condition
  5. Properties of Propaganda (Fuk This Shit on Up)
  6. Warmth of Your Breath
  7. Lemon Meringue
  8. They All Have Abandoned Their Hopes
  9. End the Reign
  10. Drunk Skitzo
  11. No Fear
  12. Nutt Megalomaniac

by G-Tools , 2009/05/13


宇宙の中心で罵るモンキー。

Fishboneは結成から今年で30年というベテランバンド。
ポピュラー音楽のあらゆる要素を消化して、
独自のハイレベルな音楽に昇華し続けている…のにも関わらず、
知名度はそれほど高くないという、非常に惜しいグループです。

特定のジャンルに依存しない、
幅の広すぎる音楽性が災いしているのでしょうか?
でも、カテゴリーにこだわらなければ凄くはまれると思うのです。
タワー・オブ・パワー、日本のグループだったらスカパラ、
スペクトラムなどが好きな人には結構おすすめかなと…。
超のつく演奏強者揃いだし、ソウルフルだし、何しろキレがいい。

本作は彼らの作品中でも異色の内容で、
ハードコアにメタルに…と、ロックの色が強めな印象。
Fishboneとしてそれまで殆ど見せなかった側面の割には、
演奏したらしたで、レニー・クラヴィッツよりも激しい…。

とはいえ、合間にホーンが活躍する場面もちゃんとあって、
やっぱりというか絶妙にクセ球を放ってくるあたりがニクイ。

#1「Swim」(動画)のメタルなリフには驚いた。
おじいちゃーん、ザッボーンの空耳で有名ですが。。
最初はイメージとの違いに戸惑いこそしたものの、痺れる曲です。

それでも十八番のスカ・ナンバー、
#4「Unyielding Conditioning」に触れるとほっとしたりも。

クリアで明るくてソウルフルなのに、
多様な要素を包み込む懐の深さを持ったアンジェロのボーカルが、
くどくなり過ぎず、また軽くなり過ぎず…という、
このバンドの絶妙なバランスを保っている面も重要です。

ただ、このアルバムの後に所属レコード会社とトラブってしまい、
Fishboneはしばらく音沙汰がなくなってしまいます…。
その後、'95年に『Chim Chim's Badass Revenge』で復帰するも、
作品自体はそのゴタゴタが響いたのか、
アルバムとしての方向性が見えない微妙な内容になってしまった。
それでもメンバーチェンジを経て、何とかバンドは存続。

国内では彼らに関する情報が少ないこともあり不安でしたが、
最近は再びマイペースながら作品を定期的に発表しているので、
末永く聴いていきたいバンドです、しかし…日本には来ないのか?
このグループに関するインフォメーションの少なさは悲しい。。

フリーなんてレッチリ休業中なんだから、ひとつ彼らと組んで、
何か面白いのやってくれれば良いのに!なんて思ってしまいます。

ちなみに、レッチリのアルバム『母乳』の一発目
「Good Time Boys」の中に出てくるいくつかの曲の断片の内、
「ガッミーボーニン」という声が聞こえる部分は、
このFishboneの「Bonin' in the Boneyard」という曲です。
持っている方は確認してみてください。


【参考】Fishbone.net (公式)
posted by garni at 01:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Pop/Rock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。